【先輩社員の声】競輪選手からバスドライバーとして第二の人生へ

このコラムの目次

大音 博幸 運転士
50代/バスドライバー歴6年/2016年入社

競輪選手からバスドライバーへ

バスドライバーになる前は、27年間競輪選手でした。
体力の衰えを感じて引退を考えていた時期に、娘の部活動でマイクロバスの運転を頼まれました。

元々、運転が好きだったので大型免許は持っていましたが、これを機に大型二種免許も取得。1年間毎週のように、栃木県外へ遠征に行く高校生を送迎していました。

この経験をきっかけに競輪を引退して第二の人生として、スクールバスのドライバーに興味を持ちました。

娘が通う高校に問い合わせたところ、スクールバスを運行していたキャリー交通を紹介していただき、入社しました。

 

大型バスは別世界

キャリー交通に入社後、企業の定期送迎を担当することになりました。
マイクロバスには慣れていましたが、大型バスは全くの別世界。
初めてハンドルを握った瞬間、怖さを感じましたね。毎日、乗務しながら大型バスの感覚を掴むことに必死でした。

運転に慣れてきた頃から貸切の業務も担当するようになり、仕事の幅が広がりました。

貸切で気を付けていることは、お客様に安心してバスの旅を楽しんでもらうことです。
交通状況によって予定はかなり変わってしまいます。その都度、お客様と打合せをしながら、トイレ休憩やスケジュールの確認と提案をしています。

お客様から「ドライバーさんみたいな人が担当で良かった」と言ってもらえた時は嬉しかったですね。

今後は、先輩ドライバーのように貸切でどこにでも行けるようになりたいと思っています。

 

安全運転の秘訣は、平常心を保つこと

競輪選手時代は、数千人の観客を前にレースをしていました。この経験でかなり度胸が付いたと思います。

また、レース前は本番に向けて気持ちを切り替えることが重要です。常に平常心を保ち、最高のパフォーマンスを出すことに集中していました。

競輪で鍛えた平常心は、バスの運転に活かされています。日々、時間に追われ焦る場面は多々あります。

そんな時こそ、焦っていることに自分で気づいて、落ち着かせています。

これからも平常心を保ち、事故を起こさないよう安全運転を続けていきたいと思います。