栃木県から行く冬のオススメ観光スポット~甲信越エリア編~

このコラムの目次

はじめに

行楽シーズンと言えば秋ですが、冬こそ楽しめる観光スポットをご存知ですか。

今回は、栃木県から1泊2日の旅行を組むなら、ちょうど良い甲信越エリアのオススメ観光スポットをご案内します。

冷えた体を温める温泉地やご当地グルメ、史跡などを中心にご紹介します。

 

今年の冬は寒気の南下が弱く、「暖冬」見込みの気象予報が出ております。

冬と言えば「こたつでミカン」が定番という方も、暖冬の今年は少し遠出してみてはいかがでしょうか。

 

 


◆長野県

①温泉地

温泉の数が全国トップクラスの長野県から、今回ご紹介するのは野沢温泉、湯田中温泉、白骨温泉です。

 

野沢温泉郷は、スキー場がすぐ近くにあるため、冬場はスキーやスノーボードと温泉をセットで満喫できます。

源泉かけ流しの13カ所の外湯めぐりを楽しむことができます。

撮影スポットで有名な「麻釜(おがま)」は、100度近いお湯が湧き出る源泉の一つ。

地元の人が日頃から野菜や卵をゆでている様子を間近で見ることができます。

温泉卵づくりの体験ができる源泉も数カ所あります。

 

湯田中温泉郷には、湯田中、新湯田中、星川、穂波、安代(あんだい)と5つの地区を総称した名称です。

それぞれの地区に泉質の違う温泉が湧き出ています。様々な泉質の温泉をコンパクトな場所で体感できる、珍しい温泉地です。

温泉街は、石畳に舗装され、多くは大正から昭和にかけて建てられた木造建築です。

冬には、いたるところから湯けむりが上がり、ノスタルジックな光景が広がります。

スキー場が多い志賀高原へのアクセルも良好なので、ウィンタースポーツの疲れを癒すにはピッタリの温泉郷です。

 

白骨温泉は、絹のように滑らかな乳白色のお湯が特徴です。昔から湯治場として栄えています。

10軒ほどの旅館と数軒の土産物屋、食事処があるのみで、こじんまりとした温泉街です。

静かにゆったりと過ごしたい方にオススメです。

乳白色の湯と雪が織りなす景観の中で、非日常を味わってみてはいかがでしょうか。

 

 

②史跡と社寺巡り

長野と言えば国宝松本城、諏訪湖、諏訪大社、善光寺へ、ぜひ一度訪れてみて下さい。

 

松本城は、戦国時代に造られ、現存する五重六階の天守の中で日本最古の城です。

現存する五重の天守は松本城と姫路城の2城だけ。アルプスの山々をバックにそびえたつ天守は、絶景です。

冬のオススメイベントは、1月下旬の「国宝松本城氷彫フェスティバル」です。氷の彫刻が幻想的にライトアップされる様子をぜひご覧ください。

 

 

諏訪湖の冬は、ワカサギ釣りと諏訪大社巡りを楽しむことができます。

諏訪大社巡りでは、諏訪湖周辺にある4箇所の境内地「上社本宮」「上社前宮」「下社秋宮」「下社春宮」をお参りします。

諏訪明神は風・水の守護神で五穀豊穣を祈る神として、また武勇の神として広く信仰されています。

諏訪大社の特徴として、本殿と呼ばれる建物がありません。秋宮は一位の木、春宮は杉の木を御神木とし、上社は御山を御神体として拝しています。

 

 

善光寺は、創建以来約1,400年にわたり阿弥陀如来との結縁の場として市民の心の拠り所となっています。

本堂へ続く仲見世通りは、両脇に商店が並び、食事やお土産を見て回ることができます。

仲見世通りの石畳は7,777枚あると言われ、善光寺の見どころの一つです。

 

 

③スキー&スノーボード

1998年長野冬季オリンピックを覚えていらっしゃるでしょうか。

スキージャンプ ラージヒル団体で金メダルを獲得したことが大きな話題となりました。

その舞台となった場所が「白馬ジャンプ競技場」です。

地上から約140mの高さにあるラージヒルのスタート地点まで上ることができる為、選手の目線で景色や高さを体感できます。

※当日の営業情報は白馬ジャンプ競技場公式SNSからご確認ください。

白馬ジャンプ競技場【公式】X(旧ツイッター)

 

スキー&スノーボードを楽しみたい方は、パウダースノーが降り積もる志賀高原がオススメです。

大小18か所のスキー場と日本最大級の滑走エリアを備えた志賀高原。

日本一の標高、2,307mのスキー場は、ゴールデンウイークまで上質な雪で春スキーを楽しめます。

 

〔出典〕

信州湯田中温泉観光協会公式サイト

長野県公式観光サイト

松本城管理課HP「国宝松本城」

諏訪観光協会公式サイト「諏訪市観光ガイド」

信濃國一之宮 諏訪大社HP

善光寺HP

上信越高原国立公園 志賀高原の公式サイト

 


◆山梨県

①温泉地

富士山の麓、山梨県からは石和温泉(いさわおんせん)と下部温泉(しもべおんせん)をご紹介します。

 

石和温泉は、1961年に石和のぶどう園から高温の湯が湧き出た事から発展した温泉観光地です。

泉質はアルカリ性単純泉。神経痛や打ち身、慢性消化器病、冷え性などに効能があります。

石和温泉郷には40軒を超える旅館やホテル、宿があり、多くの観光客から愛されています。

 

下部温泉は、2種類の泉質があります。

1つは、武田信玄公の隠し湯として親しまれた「ぬる湯」。

切り傷や骨折、筋肉痛等に良い泉質です。

もう一つは、平成18年に掘削した51度という高温の「奥の湯」。

高アルカリ泉質なので、「ぬる湯」の持つ効能の他に美肌効果もあります。

のぼせない程度に交互に入ってみてはいかがでしょうか。

 

 

②絶景

冬の富士山は、四季を通じて一番美しいと言っても過言ではありません。

雪化粧をまとった山頂と太陽が重なり合う「ダイヤモンド富士」は、自然が織りなす奇跡の絶景と言われます。

ダイヤモンド富士が見える地点や時間については下記をご確認ください。

※山中湖観光ガイド「ダイヤモンド富士」

 

富士五湖の一つ河口湖では、1月~2月の週末に「河口湖冬花火」が開催されます。

澄み切った冬空に上がる花火と富士山は一見の価値ありです。

 

 

甲府市から車で約40分の場所にある昇仙峡(しょうせんきょう)は、1953年に特別名勝に指定された美しい渓谷です。

令和2年、日本遺産に認定され、「日本五大名峡」の一つとしても数えられます。

全長5㎞に及ぶ渓谷には、猿岩、猫岩、ラクダ岩など奇岩が点在しています。

「ながとろ橋」からスタートし、自然の中でマイナスイオンを浴びながら心地よい散策を楽しめます。

 

 

③グルメ

戦国最強と恐れられた武将、武田信玄は甲斐(現在の山梨県)の戦国大名です。

信玄公ゆかりのグルメとして有名なのが「ほうとう」です。戦国時代、戦地で食べる陣中食が勝敗に影響すると考えられていました。

信玄公は、甲斐の国の特性を生かした食事を思案。

大豆や小麦などを使った麺類と味噌や山菜、野菜を使って手軽に作れる「ほうとう」を奨励したと伝えられています。

「ほうとう」の由来は、信玄公が材料を切る際に、“伝家の宝刀”で切ったことから付けられたという説があります。

歴史に思いをはせながら、ぜひご賞味ください。

 

また、武田信玄公を祀っている武田神社は、「人生に勝つ」「自分に勝つ」など勝運の御利益があるとされている人気のスポットです。

 

〔出典〕

石和温泉旅館協同組合HP

山梨県しもべ温泉公式HP

山梨県HP「富士の国やまなしの魅力」

富士山世界遺産センターHP

昇仙峡観光協会HP

甲府市観光協会HP「甲府観光ナビ」

 


◆新潟県~富山県

①グルメ

冬の日本海と言えばズワイガニです。

ズワイガニは、水揚げされる地方によって呼び名が違います。

新潟ではズワイガニ、京都や兵庫、鳥取では松葉ガニ(オス)、福井県では越前ガニ、石川県では加納ガニと呼ばれます。

新潟県では、ズワイガニを全国の皆様に知っていただくため、厳しい選別基準をクリアした高品質なズワイガニのみを「越後本ズワイ」と名付けPRを行っています。

新潟県村上市~糸魚川市、粟島浦村で水揚げされたズワイガニが対象です。冬の味覚をご堪能ください。

 

富山県の冬グルメは、氷見漁港の「ひみ寒ぶり」と富山湾の「ホタルイカ」がオススメです。

氷見漁港で水揚げされるブリが「ひみ寒ぶり」と呼ばれています。脂がのった寒ブリをご賞味ください。

3月から旬を迎えるホタルイカは刺身で食べてもよし、沖漬け、塩辛、干物で食べてもよしのオススメ食材です。

 

〔出典〕

新潟県HP「越後本ズワイ」

一般社団法人氷見市観光協会HP「きときと ひみどっとこむ」

富山県ほたるいか協会HP「富山湾産ほたるいか」

 


 

以上、キャリー交通がオススメ!栃木県から行く冬のオススメ観光スポット~甲信越エリア編~をご紹介しました。

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