セーフティバス(貸切バス事業者安全性評価認定)とは

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セーフティバスとは?

公益社団法人日本バス協会において、貸切バス事業者からの申請に基づき安全性や安全の確保に向けた取組状況について評価を行い、優良な貸切バス事業者を認定・公表するもので、平成23年度から運用を開始しています。

認定を受けた事業者は、国土交通省並びに日本バス協会ホームページにおいていつでも確認でき、バスの車体に認定事業者の証であるセーフティバスマークを貼付することができます。

認定を受けるには以下のような申請条件を満たしていることが必要です。

貸切バスステッカー

 

・バス事業の許可を取得してから、3年以上経過していること。

・過去2年間に死傷事故、過去1年間に転覆等の事故を起こしていないこと。

・過去1年間に行政処分(バス1台に付30日間使用停止以上)をうけてないと。

 

初年度の申請は「一つ星☆」から始まります。

認定を受けるには、書類審査の76項目で60点以上獲得することが必要です。

その2年後の更新時に、80点以上で「二つ星☆☆」にランクアップ「三ツ星☆☆☆」獲得は最短でも4年はかかります。

 

また、更新時に得点が足りないと現状維持、ランクダウン、認定取り消しもあります。

評価は書類審査だけでなく、二十数項目の訪問審査もクリアしなければなりません。

取得までの道のりは大変な時間と手間のかかるものだという事がわかりますね。

 

セーフティバスの認定は、一度受ければずっと有効なわけではなく、認定後に死傷事故、転覆等の事故、悪質な違反による事故や行政処分を受けた場合は取り消され一定期間、再申請できなくなります。

 

この制度の目的は、「安全なバスの運行のために、安全意識のさらなる向上や取組続ける姿勢を評価」すること。

株式会社キャリー交通は2021年に安全性評価認定(☆☆)を受けております。

最高ランクである(☆☆☆)を獲得できるように「輸送の安全の確保」に取り組んで参ります。

 

セーフティバスマークの有無は「安全」に対する取り組みが優良なバス会社を選ぶ一つの指標として参考になりますので、バス会社選びで迷った場合は参考にしてみてはいかがでしょうか?

 

バス事業者の使命は「輸送の安全の確保」でございます。

お客様の命をお預かりする仕事を行うものとして、安全の確保は最優先事項であり、常に追求し続けていかねばなりません。

株式会社キャリー交通では「お客様の心からの安心」に向けて持続的に安全レベルの向上を追求して参ります。