栃木県で1台のみ!ディーゼル・電気ハイブリッドバスのご紹介

このコラムの目次

はじめに

このコラムでは、栃木県で1台のみ現役で運行するディーゼル・電気ハイブリッドバスをご紹介します。

ディーゼル・電気ハイブリッドバスとは、1991年、日野自動車が世界に先駆けて実用化に成功したバスです。

このシステムを搭載したバスは「HIMR(ハイエムアール)バス」と呼ばれ、低公害・省エネルギー車として、都市部における低公害車、国立公園等における環境保護対策用のバスとして全国に広がりました。

HIMRとは、Hybrid Inverter Controlled Motor & Retarder Systemの略称です。

 

 

栃木県で1台のみ!現役のディーゼル・電気ハイブリッドバス

今回ご紹介する弊社の802号車は、HIMRバスの第4世代「日野セレガRハイブリッド」です。

栃木県では、奥日光自然公園にて同一型式の車両が運行しておりましたが、昨年末にお役目を終え廃車となりました

2023年現在、日野セレガRハイブリッドバスは、キャリー交通(802号車)が栃木県内で唯一現役運行中の車両となります!

 

 

HIMRのハイブリッドシステムとは

 

“ハイブリッド”とは「複合」「混成」という意味です。

HIMRバスは、ディーゼルエンジンと電気(モーター)のハイブリッドバスとなります。

 

ハイブリッドシステムにはいくつか種類がありますが、日野セレガRハイブリッドが採用するハイブリッドシステムは「パラレル方式」です。

パラレル方式とは、主としてエンジンの燃費向上や排ガスの発生を低減するために考案された方式です。

 

エンジンは走行を主体とし、エンジンに負荷がかかる発進や加速時に電動機(モーター)が作動し、駆動力を補助します。

このように二つの動力源が平行して駆動に関与する事からパラレル方式と呼ばれています。

このほかに、エンジンは発電用として働き、駆動はモーターのみで行う「シリーズ式」もあります。

 

2006年から17年、現役で走り続ける802号車。

これからもメンテナンスをこまめに行い、1日でも長く走り続けます。

栃木県内唯一のハイブリッドバスにご乗車になりたい方は、キャリー交通までお気軽にお問い合わせください。

お待ちしております。

貸切バス – 株式会社キャリー交通 貸切バス 通勤バス 大型 中型 小型 栃木県宇都宮市のバス会社

 

 

北関東3県(群馬、栃木、茨城)では、バス愛好家が喜ぶ古い車両も現役で営業運行していますが、その一方で最新型への入れ替えも進んでおります。

それらが混在して営業運行している様子を見て、さらに感激するといった話もあります。

弊社でも今年8月、新型車両「日野Jバス(ジェイ・バス)」を納車します。

 

弊社では、バス愛好家の皆様から「古い車両(802号車等)に乗車できますか?」とお問合せをいただくことがあります

もちろんご乗車、ご利用いただけます。

 

長年、時間を掛けてメンテナンスしながら乗り続けてきた車両とドライバーにとっては、皆さんに喜んで頂けて有難い限りです。

キャリー交通が皆様の旅を安全にサポートさせていただきます。

 

 

ディーゼル・電気ハイブリッドバス802号車 ギャラリー

 

 

<参考>

カタログ『日野S‘ELEGA R HIMR ディーゼル・電気ハイブリッドバス』

 

 

キャリー交通の貸切バス情報

貸切バス無料お見積りはここをクリック

 

キャリー交通では、新型コロナ感染防止対策にも万全を期しております。

詳しくは、【バスご利用における、新型コロナウイルス感染防止策について】をご覧ください。

 


 

バス事業者の使命は「輸送の安全の確保」でございます。

お客様の命をお預かりする仕事を行うものとして、
安全の確保は最優先事項であり、常に追求し続けていかねばなりません。

株式会社キャリー交通では「お客様の心からの安心」に向けて持続的に安全レベルの向上を追求して参ります。