10月も半ばとなり、爽やかな秋晴れの日が続いています。暑すぎず寒すぎず、外遊びに最適なこの季節は、家族でのお出かけにぴったりの時期です。
そこで今回は、お子さんの入場料が無料、家族でお得に楽しめる北関東の観光スポットを厳選してご紹介いたします。
栃木県、群馬県、茨城県の3県には、自然豊かな公園や動物園、学習施設など、無料とは思えないほど充実した観光地が数多く存在します。お財布に優しく、思い出に残る家族旅行をお楽しみください。
栃木県
みかも山公園 (栃木市)
栃木県栃木市にあるみかも山公園は、標高229メートルのみかも山全体を利用した、県内最大級の都市公園です。園内には子どもたちに大人気の大型複合遊具がある「わんぱく広場」があり、ふわふわドームや滑り台など、思い切り体を動かして遊べる設備が充実しています。
特に2024年に新設された全長18メートルの「ロングスライダー」は、山の斜面を活かした迫力満点の遊具で、繰り返し楽しみたくなる人気のアトラクションです。
また、季節の花々が楽しめる「みかも万葉庭園」や「かたくりの園」「三毳庭園」など、季節ごとに自然を感じながら散策できるスポットも豊富にあります。
秋には園内の木々が美しく色づき、ハイキングを楽しみながら紅葉狩りができるのも魅力のひとつです。
山頂付近の「富士見台」からは関東平野を一望でき、天気の良い日には富士山や東京スカイツリーまで見渡せる絶景が広がります。自然に包まれて一日をゆったり過ごせる、家族連れに最適な公園です。
〔出典〕みかも山公園
八幡山公園 (宇都宮市)
栃木県宇都宮市の中心部にある八幡山公園は、市街地とは思えないほど自然豊かな憩いの場として親しまれています。
園内には、大型複合遊具や幼児向けの遊具が多数あり、ウサギやポニーなどとふれ合うことができるミニ動物園もあります。
また、有料にはなりますがゴーカートの施設や宇都宮の街並みを一望することができる宇都宮タワーもあります。
市街地からのアクセスも良好で、気軽に立ち寄れる便利な立地なので、散歩をしながら秋の紅葉を楽しんでみてはいかがでしょうか?
〔出典〕八幡山公園
群馬県
桐生が岡動物園 (桐生市)
群馬県桐生市にある桐生が岡動物園は、入園料が完全無料という全国でも珍しい本格的な動物園です。園内では約100種類ほどの動物が飼育されており、ライオン、キリン、ペンギン、サルなど多彩な動物たちに出会えます。無料とは思えないほど充実した展示内容で、子どもから大人まで楽しめるスポットです。
園内は起伏のある丘陵地を活かして設計されており、坂道を登ったり降りたりしながら動物たちを観察でき、ちょっとした冒険気分も味わえます。秋には木々が美しく色づき、爽やかな気候の中での散策にも最適です。
隣接する遊園地も入園無料で、観覧車やメリーゴーランドなどをリーズナブルに楽しめるため、家族で一日ゆっくり過ごすのにおすすめのスポットです。
〔出典〕桐生が岡動物園
ぐんまこどもの国 (太田市)
群馬県太田市にあるぐんまこどもの国は、入園無料で一日中子どもたちが遊ぶことができるスポットです。約18ヘクタールの広々とした敷地には、大型複合遊具やサイクル広場、芝生広場、じゃぶじゃぶ池などが整備され、のびのびと体を動かして遊ぶことができます。
また、児童会館の展示コーナーも無料で利用でき、遊びながら科学を学ぶことができます。
さらに、有料にはなりますが、全長500メートルのコースを爽快に滑り降りるサマーボブスレーや、プラネタリウムもあり、充実した一日を過ごすことができます。無料施設だけでも十分楽しめる充実した内容は、子育て世代の強い味方となってくれるでしょう。
※イメージ
茨城県
国営ひたち海浜公園 (ひたちなか市)
茨城県ひたちなか市にある国営ひたち海浜公園は、約215ヘクタールもの広大な敷地を誇る公園で、中学生以下のお子さんは年間を通じて入園料が無料のため子連れ家族には嬉しいスポットです。
園内で最も有名なのが「みはらしの丘」で、春にはネモフィラ、秋にはコキアが一面を彩り、まるで絵画のような絶景が広がります。
例年10月中旬から下旬にかけてコキアの紅葉で丘一面が真っ赤に染まり、多くの観光客を魅了しています。
また、園内には大型遊具やアスレチック、サイクリングコースなども充実しており、子どもたちが一日中飽きることなく遊べる環境が整っています。広々とした芝生広場でお弁当を広げてピクニックを楽しむのもおすすめです。
なお、園内の「プレジャーガーデン(遊園地エリア)」と駐車場の利用は有料になります。
〔出典〕国営ひたち海浜公園
JAXA筑波宇宙センター (つくば市)
茨城県つくば市にあるJAXA筑波宇宙センターは、日本の宇宙開発の中枢を担う施設で、見学施設「スペースドーム」を無料で見学することができます。
館内には本物のロケットエンジンや国際宇宙ステーション「きぼう」の日本実験棟の実物大モデルなどが展示されており、宇宙開発の最前線を間近で体感できます。
また、映像やパネルを通じて、日本の宇宙開発の歴史や最新のミッションについて詳しく知ることができます。
有料にはなりますが、事前予約制の見学ツアーに参加すれば、通常は入れない管制室や宇宙飛行士養成棟なども見学することができます。
宇宙に興味を持つお子さんにとって、夢が広がる貴重な学びの場となるでしょう。
〔出典〕JAXA筑波宇宙センター
まとめ
秋の爽やかな気候はお出かけに最適で、ご家族でのご旅行がより一層楽しくなる季節です。
今回は、自然に触れられる公園から無料の動物園、宇宙開発の最前線を学べる施設まで、様々なスポットをご紹介しました。
お子さんの興味を引く場所がきっと見つかるはずです。
いずれのスポットもお子さんの入場料が無料ですので、ご家族でリーズナブルに楽しいひとときを過ごすことができます。
この秋、ご家族で素敵な思い出を作りにお出かけしてみてはいかがでしょうか。
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