貸切バスには、マイクロバスを含む小型バス、中型バス、大型バスなどの種類があります。
貸切バスを利用する際には、一番小さいマイクロバスを利用するケースが多いのではないでしょうか?
今回は、マイクロバスの特徴と利用のメリットをご紹介いたします。
1 座席について
一般的なマイクロバスの座席数は17席~28席(運転手は除く)ほどで、その内5席~6席ほどが補助席となっています。ちなみにマイクロバスのサイズとしましては全長7m、車高2.8m、車幅は2.1m程度です。
補助席については折りたたみ式の簡易的な物が多く、ゆっくりくつろいで利用したい場合には、補助席を利用せず、正座席のみでの移動をお勧めします。
2 料金について
貸切バスの料金はバスのサイズ、移動距離、利用時間で決まりますので、一番小型のバスを利用する方がリーズナブルになります。
また、高速料金の料金区分ではマイクロバスは「中型車」になります。
中型バス(料金区分 大型車)、大型バス(料金区分 特大車)に比べるとお安くなりますので、人数に適したサイズを選ぶことが重要になります。
3 貨物スペースについて
一般的な中型バス、大型バスは客席の下に大型の貨物スペースが付いていますが、マイクロバスにはありません。
特別なマイクロバスの中には客席を減らして貨物スペースを増やしているバスもありますが、基本的には貨物スペースはないので、その点を事前に考慮し貸切バスを利用する必要があります。
4 貸切バスの設備について
貸切バスの設備としてはDVDプレイヤーやカラオケ、マイク、冷蔵庫などをイメージされる方が多いと思いますが、マイクロバスについては大型車ほどは設備が付いていないケースが多いです。どうしても利用したい設備がある場合にはバスを利用する際に、事前に確認することをお勧めします。
5 駐車場について
小型のマイクロバスでも普通車のスペースには駐車できないので注意が必要です。
また、どこの駐車場にもバス専用の駐車スペースがある訳ではないので、ご利用の前にどこの駐車場を利用するか、どの程度駐車費用がかかるかなど調べておくことをお勧めします。
ちなみに、ドライバー付きで貸切バスをご利用する場合には、駐車場の場所・駐車料金などを事前に調べてくれるので安心です。
まとめ
貸切バスはそのサイズによって料金が変わってきますので、ご利用される人数に応じたバスを選ぶことが重要になり、一番小さいマイクロバス(小型バス)が一番リーズナブルになるかと思います。
ただ、補助席などは乗り心地が正座席ほどは良くありませんので、ギリギリの人数で借りると長距離移動では少し疲れを感じる場合があります。
また、大型のバスの方が色々設備がついている場合が多いので、価格と快適さのバランスを考慮し、借りるバスの種類を決めることが重要になります。
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